2013-02-21

Blackwork Meets Crewel Embroidery №2


クルーエル刺繍をブラックワークで。

いろんな色を使うとその色遣いで動きが出たり、奥行きが出る。
でも、色を選択する楽しさもあり、難しさもある。

黒1色だと、色を選択する難しさや楽しさはない分だけ、
1色での表現にのみ拘れる。

「糸の太さや質感」を変えることと「ステッチの個性」を感じながらの作業。
時々、”無性に”色が使いたくなりながらの作業・・・。

刺繍の楽しさを再認識です。

画面の刺繍は、コットン・ウール・シルク等の7、8種類の糸を使用。





もちろん・・・製作途中です。








2013-02-10

2013-02-09

新しい試み

前投稿の
「クラシックなBlackwork Embroidery」
と平行して新しい試みにチャレンジ中。


今回の作品が満足がいくものに仕上がれば、
これから先の作品作りの幅が出来るような気がします。

もちろん、満足がいくものに仕上げます♪



何が新しい試みか。

留学時、ブラックワーク刺繍の題材選びについて教えてもらったポイントが、
「細かい題材は選ばないほうがよい。」でした。

簡単に言えば

「花よりもリンゴを選んだ方がよい」

ってことでしょうか。
(※注 もちろん、選び方次第で花もとても良い題材になります。)

糸の太い細い、パターンを崩すことで濃淡をつける刺繍なので、
ある程度のエリアが確保されていないと表現が難しい。

基本的にはそう捉えています。



でも、リアルな表現をする場合は難しいかもしれないけど、
より削ぎ落とした表現なら、アリかもしれない。

そう思っての「新しい試み」。
一喜一憂しながら、自画自賛しつつ制作中。


現在、制作中の作品達は4月初旬に発表できる予定です。







2013-02-01

Blackwork Meets Crewel Embroidery

Blackwork Meets Crewel Embroidery

カッコ良く書いたけど、Crewel Embroideryを黒でしようとしているだけのことで。 

(これがジャコビアンと呼ばれるクルーエル刺繍のひとつです。)

クルーエル刺繍 = ウールで刺す刺繍。

イギリスで学んだ刺繍の中で
「ブラックワーク刺繍が1番好きだった。」
とホウボウで言っていますが、クルーエル刺繍は

・・・2番目。

何故好きか。

ウールの風合いがステッチとして布に馴染む感じがポイントかと。
シンプルなステッチ、そのものがただただ、可愛い。


さすがに黒1色ですると勝手が違います。

でも、1つ分かったこと。

やはり、ウール糸とコットン糸は風合いが違うということ。
当たり前だけど、糸の太い細いの違いだけでないことを実感。

ブラックワーク刺繍は名前の通り黒い糸でする刺繍。
シンプルすぎるくらいにシンプルで
たまにグレーくらい使っちゃおうかなって思うけど

刺繍として作品を残す以外にいろんなことを教えてくれる。
それはやはり黒1色で削ぎ落とす中で制作するからこそかなと最近つくづく思います。

ってことで原点に戻り、

エリザベス1世の装いに華を添えたブラックワーク刺繍を
どうしても刺してみたくなりました。

途中経過はまた改めて。