2012-12-15

So many french knots !!


So many french knots !

来年に向けて始動。

気が早い?
いいえ、好スタートってことにして下さい。

こんなにちゃんと動くなんてめずらしいことなので。
おほ。


2012-11-01

ART STREAM 2012 (アートストリーム2012)


アートストリーム展示の様子です。

主催者の方々、お立ち寄り下さった方々ありがとうございました。

会期中に受け取ったことをエネルギーに、さてさてまたまた制作再開です。
自ら考えてた展開にプラスなんだか楽しそうなお話も頂いたり。

まさに、Stitch as Life !

改めてよろしくお願い致します☆



2012-10-10

【FACE】Beautiful Woman in Blackwork №2



done !!
完成。

『遠くから目を細めて』見て下さい。
近づき過ぎは何事にも程々に。

女性目線だとこの文章、分かってもらえるかな。



 



2012-09-30

ART STREAM 2012 (アートストリーム2012)



ART stream 2012 に出展が決まりました。


(開催概要)

■アートストリーム2012

■会場:大丸心斎橋店北館14階イベントホール 
(〒542-8501大阪市中央区心斎橋筋1-7-1) 
地下鉄御堂筋線心斎橋駅/南改札より地下道直結
長堀鶴見緑地線、心斎橋駅1分 
■開催日程:2012年10月26日(金)~28日(日) 
■開催時間:開場10:00~閉場20:00(最終日17:00まで)
■入場料:無料 

■主催:アートストリーム実行委員会 
・ 公益財団法人 関西・大阪21世紀協会
・大阪芸術大学
・大阪府
・大阪市
■後援:
・公益社団法人関西経済連合会
・大阪商工会議所
・一般社団法人関西経済同友会 
■協賛:
・大阪芸術大学
・サントリーホールディングス株式会社
・ダイキン工業株式会社
・三菱地所株式会社 
■協力:
・FM802
・がんこフードサービス株式会社
・株式会社ターレンスジャパン
・TEZUKAYAMA GALLERY
・凸版印刷株式会社
・ホルベイン工業株式会社 
■特別協賛:大丸心斎橋店







2012-02-02

Blackwork(ブラックワーク)刺繍観

『布と糸から始まるアートを。』 chiho + matiere 池田 知穗

ブラックワーク刺繍。


日頃いろんな色を使うことをしているからこそ新鮮だと思います。



新鮮さだけで好きなわけではありません。

思う図案をステッチに変えていく作業,
バランスを見ながら陰影をつけていく感覚、
同じ「黒」とは言え、糸の太さを変えることでできるステッチの違いなど、

黒一色の単色とはいえ奥が深い。

『布と糸から始まるアートを。』 chiho + matiere 池田 知穗
他の単色刺繍にはない絵画性があるのがおもしろい点だと思います。

そしてこれはどんな刺繍にも言えることですが、
細かい作業をしているとどうしても、


「今、刺しているその瞬間」


ばかりを集中的に見てしまいます。



もちろん、それは必要なことなんですが、

たまに制作中の作品を遠くから眺めてみるってこと が大切かと。

それがこのブラックワークには特に必要だと私は思っています。
(実生活でも同じようなこと、あるよな~と。)

実際集中し過ぎて、刺し過ぎて、真っ黒ってことがありましたし。
(実生活でも同じようなこと、あったよな~と。)

「そんなオーバーな(失笑)。」って思ったそこのアナタ。
そんなアナタこそ、その可能性大でございますのよ。
(なぜかデ〇夫人口調)

それと、あと1つ。

ブラックワーク刺繍は図案の選び方が重要な刺繍だと言えると思います。

留学時に制作したときも図案になるものを探すのに町中を歩いたり、
本をいっぱい見たりしてかなりの時間を「図案選び」に費やしました。

黒1色だけで表現しますし、
以前コメントで頂いたように日本で言う「刺し子」のようなパターン化された刺繍に変換するので


どうしても制限があります。



でも、その制限がある中で表現する面白さがこのブラックワークの楽しさ とも言えると思っています。


だからこそ、図案は「おもしろさ」のあるものを選ぶのがお薦めかと。

『布と糸から始まるアートを。』 chiho + matiere 池田 知穗

留学中にはいろんな刺繍をしましたが、一番好きな刺繍。
で、今に至ります。




以上、私の「ブラックワーク刺繍観」でした。







2012-01-25

イギリスで学んだBlackwork刺繍


ブラックワーク。

読んで字のごとく、「黒の仕事」。

黒一色で刺繍します。

イギリスで学んだ刺繍の中で一番印象的なものでした。

今でこそいろんな色を使って制作していますが、
一色で表現できるおもしろさってスゴイ。


でも、図案を選ぶ刺繍でもあると思っています。

留学当時、ブラックワークを始めるにあたり、
選ぶ図案で決まると感じたのを覚えています。

「雰囲気」で選ぶか、「インパクト」で選ぶか。



この「おじさん」はもちろん「インパクト」で選びました。
(WH Smithのポストカード売場でも目立ってたんです、このおじさん。)

個展をした際に、一番人気だったのがやっぱりこの「おじさん」。
おじさん、やるじゃん。


そして、「雰囲気」で選んで刺繍したのが、次の作品。
刺繍アートで世界にひとつだけの作品をあなたに。
刺繍アートで世界にひとつだけの作品をあなたに。
この図案は
ロンドンからのドライブ先(ケント州)の観光案内ブックの挿絵だったはず。

その挿絵本体があればいいですよね。
至極分かりやすいはず。

でも無いんですね、これが。
ほんと、その辺りのツメが甘い私。

上の「おじさん」はかなり大きい作品なんですが、
下の「ロンドン郊外の店先」2つ、実は5センチ四方ほどの小さな作品です。


つまり、
かな~り、細かいってことです。

刺繍とはいえ、「ミシン糸」を使っています。

私、結構ビッグなオンナですが、
好きなんです、こういう細かい細工物。


この刺繍の私が思うポイントは
「見たまま、刺繍する・・・がいいとは限らない。」

ってことです。
(これについてはいろんな見解があると思います)

下の「ロンドン郊外の店先」は特にそれがあてはまります。


緻密なんだけど、「ざっくりさ」が必要かと。
緻密だけなら、あんまり面白くないかと。


単色だけど、奥の深い刺繍です。。。